脂性肌(オイリー肌)のケア、どうしたらいいの?
肌は、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌の4パターンに分けられると言われています。
肌トラブルが一番深刻化しやすいのがなんと『脂性肌』なんです…
顔がテカる・メイクをしても皮脂が浮いてくる
顔や頭皮がベタつく・毛穴の汚れが目立つ…
などの悩みの声が多いようです。
今以上の肌トラブルを引き起こさないため
そして、肌質改善のために正しい洗顔方法・ケア方法をやっていきましょう♡
間違ったスキンケアやってない!?
たくさんのスキンケア用品や商品がありますよね。
肌質に合ったものを使っていますか?
間違ったスキンケアを続けていると、更なる肌トラブルを引き起こします…×
間違ったスキンケアをいくつかご紹介しますので、自分の習慣と比べてみてくださいね。
■過度な洗顔・刺激の強すぎる洗顔
洗浄力の強い洗顔剤を使っている
スクラブ入りの洗顔を頻繁に使う
1日に1回以上、洗浄力の強い洗顔剤で洗顔する
脱脂力を高めるため、熱めのお湯で洗っている
しっかり洗うため、ゴシゴシ洗っている
顔を拭く時にタオルで顔をこすっている
これらの洗顔方法は皮脂を余剰に分泌したり、肌のバリア機能を低下させたりする原因になります…
優しく肌を労わるようにケアしていきましょう♡
■保湿不足
脂性肌の人がスキンケアで特に気をつけたいのが「保湿」です。脂性肌の人は「保湿をするとべたつく」と思い、化粧水や乳液等で十分な保湿をしないケースがあります。
しかし、洗顔後のお肌は角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、皮脂膜が多かれ少なかれ流出し、バリア機能が通常よりも低下している状態です。バリア機能が回復していない間はしっかりと保湿をして保護をする必要がありますが、そのまま放置すると、お肌は自らを守るために皮脂の分泌を増加させてしまいます。
自己流のホームピーリングやはがすタイプの毛穴パック等、角質や角栓を取り除くようなスキンケアは角質層にダメージを与え、皮脂の分泌を過剰にする可能性がありますので十分な注意が必要です。
脂性肌でベタついているからといって、きちんと肌に良い保湿ができているわけではないんですね。
化粧水や乳液などで肌に合った保湿を行っていきましょう♡
正しいスキンケア方法を教えて!!
日々のメイクを落とすクレンジング、朝晩の洗顔、そして保湿。
正しい方法を覚えて、テカりやベタつきの少ない肌になりましょう♡
それぞれ項目ごとに詳しく見ていきましょう!
■クレンジング
多くの化粧品には脂が含まれています。
これをきちんと落とさないと、肌や毛穴の汚れ・詰まりに繋がります。
落とし過ぎると必要な皮脂まで落としてしまうので、優しくクレンジングしましょう♡
肌への負担を軽減するため、夜22時までにはメイクを落とすように心がけましょう。
オイルタイプのクレンジングはよく落ちますが、脂性肌には合わないものも多いです。
ミルクタイプ・クリームタイプのものを選ぶようにしましょう◎
■洗顔
脂性肌さんには、固形石鹸より、泡タイプやクリームタイプのものがおすすめです♡
しっかり汚れを落とさないと、更なる肌トラブルを招きますが、落とさないのも×
ゴシゴシ洗わないように気を付けましょう。
また、スクラブ入りやメンソール入りのものは避けましょう×
スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシ擦ると、肌を傷付けてしまうおそれが…
メンソール入りのものは、顔についた水分が蒸発する時に、必要な水分まで蒸発してしまう可能性も。
強い洗顔料で洗うのは気になる『Tゾーン・Uゾーン』だけ、と決めておきましょう♡
熱いお湯ではなく、人肌程度のぬるま湯で流すように心がけましょうね♪
■保湿
クレンジングや洗顔をした後の肌は、思った以上に乾燥しています。
皮脂が多いんだから保湿しなくてもいい、は間違いです!
肌の表面に皮脂が浮いていても、内部は乾燥してカラカラかも…
こってりした化粧水・乳液などはベタつくので、さっぱりタイプの化粧水や収れん化粧水を使うようにしましょう♡
その後、油分を含んだ乳液や美容液を使用しましょう。
また、乾燥しやすい目元・口元はそれぞれに合う美容液やクリームで保湿しましょう♪
番外編♡皮脂の分泌をおさえる食べ物
皮脂の分泌をおさえてくれる働きがあるビタミンが存在するって知ってましたか!?
そのビタミンは『ビタミンB2』『ビタミンB6』『ビタミンC』の3つ♡
ビタミンB2とB6は協力し合って皮脂の分泌をおさえてくれます。
ビタミンCは皮脂の過剰分泌をおさえながら、皮脂が酸化して肌にダメージを与えるのを防いでくれます◎
もちろん、バランスの良い食事が一番ですよ◎
食生活も改善して、脂性肌、そして皮脂と上手にお付き合いしましょう♪
ビタミンB2:うなぎ・海藻・卵・ヨーグルト・レバーなど
ビタミンB6:小麦胚芽・大豆、マグロ、サバなどの魚・レバーなど
また体質によりますが、ナッツ類、揚げものなどの油・脂肪の多いもの・ラード・マーガリン、バター・精白した砂糖やこれらを使用した食品、アルコールや、香辛料などの刺激物は皮脂を増やすとも言われているので、これらを食べてお肌が脂っぽくなるようなら該当の食べ物を控えるのも一案です。
<ビタミンCの含有量と食品の目安>
アセロラのジュース 120mg 200ccでは240mg
柿 70mg 1個 150gでは105mg
キウイ 69mg 1個 100gでは69mg
赤ピーマン 170mg 1/3個 30gでは51mg
菜の花 130mg 1/4わ 40gでは52mg
いちご 62mg 中6個 120gでは74mg
グレープフルーツ 36mg 1/2個 150gでは54mg
ブロッコリー 120mg 1/4個 50gでは60mg
レモン 100mg 1/4個 40gでは40mg
脂性肌さん肌トラブルゼロへ♡
基本を見直すことが肌トラブルゼロに繋がる近道!
テカりやベタつきをもう気にしない♡
トラブル・ストレスのない綺麗な肌になりましょう♡♡