白い壁にオレンジの屋根、7つの丘の街リスボンってどんな街?
こんにちは!今回は、ポルトガルのリスボンにあるウンベルト・デルガード空港について、ご紹介します!
リスボンは、7つの丘からなる、ポルトガルの首都です。丘の上から眺める白い壁にオレンジの屋根の街並みや、黄色い路面電車が走る石畳の坂道はとても可愛らしいです。魚介料理はもちろん、日本でもお馴染みのエッグタルト(パステル・デ・ナタ)をはじめとした黄色いお菓子の数々なども楽しめます。私はイタリアから7泊8日で夫と旅行に行きましたが、リスボンは女子一人旅にも是非おすすめしたい、穏やかな美しい街です。
リスボン、ウンベルト・デルガード空港の基本情報
Official website of Lisbon Airport – Departures and arrivals, airlines and destinations, access, parking reservation and more. Have a nice trip!
ポルトガルの首都、リスボンにある国際空港の名称は、ウンベルト・デルガード空港です。
2016年に、それまでの名称であったポルテラ空港から、独裁者として知られるサラザールに対抗したウンベルト・デルガード将軍にちなんで改名されました。
リスボン市街地まで、地下鉄やシャトルバスで30分程度と近いです。
ターミナルは2つあり、通常のターミナル1とLCC用(Blue Air, easyJet, Norwegian, Ryanair, Transavia, Wizz Air 用)のターミナル2に分かれています。
日本からの直行便はありません。私の場合は割引クーポンがあったので、エールフランスを使って、パリ経由で行きました。
ウンベルト・デルガード空港からリスボン市内へアクセスする方法
空港からリスボン市街地は近く、移動もしやすいです。私はバックパック1つで荷物も少なかったので地下鉄を利用しました。地下鉄、バス、タクシーのそれぞれの手段を使ってリスボン市街地へアクセスする方法をお伝えいたします。
■地下鉄でリスボン市内へアクセスする場合
空港の到着出口を出て屋外ロータリーに出るとAerobusという空港シャトルバスの乗り場があります。Line 1とLine 2があり、リスボン市街を巡るルートはLine 1です。
空港のターミナル1から地下鉄のAeroporto駅は、繋がっています。到着ロビーから地下鉄を意味するメトロの方角の表示に沿って歩けばすぐです。ただ、メトロを表す図が小さめだったりするので、お気を付けください。
メトロの表示に沿って空港の外に出ます。
すぐに、赤いメトロの駅を示す「М」マークの目印が見つかるので、階段で下に降りれば地下鉄駅です。
地下鉄は朝の6時半が始発で深夜1時が終電になっています。
切符は、はじめに0.5ユーロのチャージできるカードを購入する必要があるので、ご注意ください。
メトロの切符自動販売機で、最初にReusable card(再利用できるカード、チャージできるという意味)を手に入れましょう。Purchase your card(カードを購入する)を選択してください。
一度カードを手に入れたら、そのカードをチャージして使い続けることになるので、次回からは一番上のInsert card to reload/read(カードを挿入して読み取る)を選択して、カードを挿入口に差し込んでください。
自動販売機は現金とカードが使えますが、釣銭が10ユーロ以上だと出てこないので、現金の場合は崩しておかないといけません。
メトロの1回の利用は1.5ユーロで、24時間使える1日チケット(メトロ、バス、トラム、ケーブルカー共通)は、6.4ユーロです。
また、このViva Viagem cardにチャージして使うと、リスボン市内のトラムとバスは、車内購入より安くなりお得です。トラムは車内購入だと1回乗車券が3ユーロなのが、半額の1.5ユーロに、バスも2ユーロが、1.5ユーロになります。トラムとバスの中ではチャージ式の交通カードを買えないし、チャージもできないので、メトロの駅の券売機でカードを購入しチャージしなければなりませんが、チャージした方がお得に利用できます。
地下鉄はレッド、ブルー、グリーン、イエローの4つのラインに分かれていて、空港のあるAeroporto駅はレッドラインです。
Aeroporto駅から、リスボン市街地までは30分程度で行くことが出来ます。
私は22時過ぎに空港に到着し、グリーンラインのIntendente駅近くのアパートホテルまで地下鉄を使って移動しましたが、乗り換えは初めてでも表示に従って進めば大丈夫でした。
10分程度間隔で運行していて、筆者は幸いにも夜でも怖い思いも特にせず、利用できました。
空港の駅でもその夜の時間帯だと、ちょうど窓口が閉まるところで、切符の買い方など聞きたいときに聞けず焦ったので、ご注意ください。
■バスでリスボン市内へアクセスする場合
空港の到着出口を出て屋外ロータリーに出るとAerobusという空港シャトルバスの乗り場があります。Line 1とLine 2があり、リスボン市街を巡るルートはLine 1です。
Line 1は、朝8時から夜9時まで20分間隔で運行し、折り返し駅のCais do Sodré駅までは40分程です。
Line 2は、長距離バスターミナルのSete Riosまで直通で走っていて、朝7時から夜8時まで1時間間隔で運行し、片道25分程度です。
チケットはオンラインの公式サイトからも購入できますが(少し割安です)、空港のバス乗り場にある自動販売機や切符売り場で係員から購入することが可能です。
料金は、大人片道4ユーロ、往復6ユーロで、往復チケットの復路のチケットは、往路のチケットを使用してから120日間有効です。
また、シャトルバスとは別に路線バスも走っています。
空港駅を通る路線は【705】【722】【744】【783】(【208】は夜間のみ運行 Cais do Sodré – Oriente)です。
CARRIS社のサイトの以下のリンクから、ルート、時刻表検索ができます。
路線バスのシングルチケットの価格は、運転手から購入すると2ユーロ、地下鉄と同じチャージ式のカードを使うと1.5ユーロです。チャージ式カードを使うときは、入り口にある機械で有効化してください。
■タクシーでリスボン市内へアクセスする場合
到着階にタクシー乗り場がありますが、混むし、ぼったくりもよく起こっているようです。
出発ロビーのある2階にもタクシー乗り場があり、そちらの方が評判が良いです。
値段については、宿泊するホテルの方に、空港からだといくらぐらいになるから確認しておくのも良いと思います。
到着階にあるインフォメーションで割高にはなりますが、タクシーバウチャーを値段を確認して購入してから乗車する方法があります。混雑時もバウチャーを買うと優先して通してくれます。
安全を大事にされる方には、こちらをおすすめします。
一般的には、アプリのUberでタクシーを呼ぶのが安心だと思います。待ち合わせは到着階ではなく、1階上の場合が多いようです。待ち時間代を取られてしまうので、待ち合わせ場所についてからの予約をおすすめします。空港の無料Wi-Fiが、繋がりにくい場合もありますので、お気を付けください。
ややこしい配置?チェックインカウンターは看板に沿って見つけよう
ターミナル1のチェックインカウンターは、成田や羽田空港の国際線カウンターのようなアイランド式のわかりやすい形ではなく、バラバラに置かれています。
はじめに自分の便がどのチェックインカウンターか、電光掲示板で確認し、看板の指示に沿って該当するチェックインカウンターの番号を探しましょう。
チェックインカウンターの配置図は、空港で見つけられませんでしたが、随所に方向を示す看板がありました。そんなに大きな空港ではないので、落ち着いて探せば大丈夫だと思いますが、早めに行っておくと安心ですね。
ポルトガルの旅の思い出に、盛り沢山の空港のお土産ショップ
リスボンの空港のターミナル1のセキュリティエリア後には、免税店、土産物ショップが集まっています。
朝6時または6時半に開き、23時に閉まるお店が多いです。
ポルトガルのお土産も数多くそろっていたのでぜひご覧になっていかれてください。
チョコレート専門ショップChocolate Loungeでは、ベルギーのチョコレートなどとともに、ポルトガルのチョコレートも取り扱っています。ポルト発の老舗のチョコレートメーカーのArcádia(アルカディア)は、ポルトワインの入ったチョコレートなど、独自のチョコレートを展開していて、旅の思い出にもおすすめです。
サッカーファンにおすすめしたいのが、スポーツショップSports at heart。ポルトガルのサッカーチームグッズも、もちろん置いています。
お酒については、乗り継ぎ地の空港の保安検査で機内持ち込み出来ない液体物として没収されるので注意が必要です。
シェンゲン協定国内での乗り継ぎなら、保安検査を乗り継ぎ時にすることもないので目的地まで機内手荷物として持っていくことも出来ます。(例えば、リスボン→パリ→成田の旅程なら、パリで保安検査を受けることがありません。)そういった場合は、免税店で専用の袋にパッキングしてもらい、袋にレシートを貼って、最終目的地まで開封しない条件のもと、持っていくことが出来ます。
お土産物やさんに囲まれたセキュリティチェック後の空港ロビー
ターミナル1のセキュリティチェック後の空港ロビーの様子はこんな感じです。
お土産物ショップに囲まれたところに、待合いロビーがあります。
先にはフードコートもあり、そこでも多くの人たちが時間を過ごしていました。
写真の通りコンセント差し込み口も一部ありますが、差し込み口の隣に座らないと利用は難しいです。
この椅子のエリアからそれぞれの出発ゲートに進みます。
リスボンの空港で軽食を食べるなら、どこ?
ターミナル1の出発ロビーのチェックインカウンターまわりにも、セキュリティチェック後も、軽食をとれる場所はあります。
お菓子やパンなどを提供するお店や、ファ―ストフード店、レストランも入っています。
フードコートのそばにある、老舗のお菓子屋、Pastelaria Versaillesで、ポルトガル名物のエッグタルト(パステル・デ・ナタ)を食べ納めするのも良いかもしれません
マクドナルドはタッチパネルの機械にて注文します。
リスボンの空港のトイレは無料で使える?
ウンベルト・デルガード空港のトイレは無料で使うことができます。
空港トイレは無料ですが、リスボンの地下鉄の駅のトイレや、街中の公衆トイレは有料なことが多いのでご注意ください。
ターミナル1のチェックインカウンターと待合いロビー横の女子トイレを利用しました。少し並びましたが、特に不便はなかったです。
リスボンの空港で無料Wi-Fiに接続する方法
ウンベルト・デルガード空港では無料Wi-Fiが使えます。
はじめに、【_VINCI Airports wifi】を選択します。
すると、この画面になります。
画面上の言語選択で、Englishを選択すると英語に変わります。
E-mailアドレスを入力し、
続いて、自分の住んでいる国を選びます。
利用規約、空港や空港のスポンサーからのオファ―を受けとるのを了解したら、チェックを入れて、【SUBMIT】(提出する)をクリックします。
続いてこの画面が出てくれば、接続完了です。
一度、この手順で接続した後は大丈夫でしたが、私はWi-Fiを選択してから、次の画面に何回試しても変わらず、ターミナル1の出発ロビーでは使えませんでした。セキュリティ後の待合い椅子で、再度何度か試してようやく繋がりました。隣にいた主人の携帯は出発ロビーでも繋がっていましたが、何度か試して繋がったそうです。
結果繋がりましたが、これが、空港の無料Wi-Fiしかネットの接続手段がなく、空港からUberでタクシーを呼ばなくてはいけないなどの状況だったら、相当困ったと思います。
空港の無料Wi-Fiの接続が不安定だった例もあることをお伝えしておきますね。
リスボン、ウンベルト・デルガード空港から、ポルトガル旅を始めよう!
ここまでリスボンのウンベルト・デルガード空港を体験談をもとにご紹介致しました。
規模のそんなに大きくない空港ですが、無料Wi-Fiが繋がりにくかったのとタクシーのぼったくり情報を除けば、お土産物や食事も充実していて、リスボン市街地からのアクセスもしやすく、使いやすかったです。
引き続き、筆者のリスボン観光に関する記事もぜひお読みください!
美しい風景や美味しい食事を味わえる欧州の西端、ポルトガルへの旅をおすすめいたします!

リスボン観光、旅人体験談!はじめてリスボンに行く方におすすめ!
http://www.sakurry.com/articles/18881週間リスボン観光を楽しんできた筆者による、リスボン観光情報です。 おすすめ観光情報、知っておくとお得な情報、実際食べた食事、失敗談もシェアします! この記事を読んでからリスボンに行けば、より良い旅を過ごせること間違いなしです!